「タイムパーティー」制作意図
「タイムパーティー」を制作するにあたって
思ったことをまとめました。
『タイムパーティー』特設サイトへ戻ります

作りたいものを作りたいだけ、作りたいように作る。
ネタ&ワガママ、たまにシリアスなRPG、「タイム」を越えて新登場!
 特設サイトトップページや日記でも触れましたが、私自身のツクール初体験は
「RPGツクール」シリーズでした。

格闘ツクールで制作をするようになってから、RPG制作とは距離を置く形になってしまいましたが、
近年コラボレーション作品への参加という形でRPGツクールとの距離も少しずつ縮まり、
「カレンダーパーティー〜4season〜」の制作が一区切り付いたこと、そして
2011年12月に発売された「RPGツクールVX ACE」をキッカケに再び
13年という時間を越えて「RPGを作ってみよう!」と思うようになりました。

RPGのシナリオなんて頭に無いかな…と思ってはいたのですが、RPGに関しての長い冬眠期間(?)に
結構いろいろとやりたいことが溜まっていたようで、いざ制作を始めるとネタがどんどん出てきている
状況です。昔のRPGツクールでは容量の関係で作りたくても作れなかったもの、出来なかったことが
今ならできるのかな〜という思いもあります。

今回はこだわらない部分に関してはあまり手を付けないように考えています。
マップチップ等は素材集やランタイムのものを、キャラクターに関してもVX ACEの機能「キャラクター生成」で
作っていこうかと考えています。自作グラフィックは魅力的、という自分の考えは変わらないのですが
自分の作画力を考えた場合、絵にこだわりすぎると制作期間が大幅に伸びてしまうと考えます。

スクリプトに関しても、いじらなくても制作できるということであれば極力触れない、触れても最小限で
行きたいと思っています。こだわりの無い部分には極力時間をかけず、その分早く皆さんに
自分の作品をプレイしてほしい、というのが今回の制作意図の一つです。

逆にこだわれる部分に関しては(制作期間に支障の無い範囲で)なるべく多く入れていこうかなと
思っています。「こんなゲームにしたい!」という思いが複数あったので
「だったらそれを全部入れてつなげてみたら面白いんじゃないか?」という事になりました。
「思いついたシステムはとりあえず全部入れる」、格ツク時代からの自分の制作意図も継承しています。

「作りたいものを作りたいだけ、作りたいように作る」ワガママな制作スタイルですが、
完成まで見守っていただけたら幸いに感じます。

↑月日(カレンダーパーティー)、色(カラーズパーティー)、星(スターズパーティー)、
音楽(コーラスパーティー)…と続く名前に使うモチーフ、今回は「歴史」。

…なので当初は「ヒストリーパーティー」というタイトルだったのですが、
制作していくうちに関係しているのは名前くらいで
歴史上の人物や出来事はほとんど出てこないので
あまり歴史に関与していない、あまり歴史関係ないなあ…となりました。

「各時代を行き来する」という点は間違いないので、時代を行き来する→時を駆ける…
との連想から、タイトルは「タイムパーティー」となりました。
(「タイムパーティー」の方が単純に語呂はよく思えた、というのもありますが)

主要キャラクターの顔グラフィック、歩行グラフィックはRPGツクールVX ACEの新機能
「キャラクター生成」で作成しています。

当初はとりあえず開発中はこのグラフィックで、完成時に自作のグラフィックへ…ということも
考えたのですが、
  • グラフィック差し替えは描く期間がその分かかり、完成が遠のいてしまう。
  • 自分らしさが出るとはいえ、この顔グラフィックよりも良い絵が自分に描けるとは思えない
  • この顔グラフィックを見慣れているうちに情が移り、差し替えるのがもったいないと感じる。

…などの理由で結局このグラフィックで通すことにしました。
ある程度の限定はあるにせよ、かなりのバリエーションを作成できるので
オリジナリティもそれなりに出せているのではないかな…と思っています。

脇役ではありますが、今までの『DIV』作品をプレイしてきた人ならわかる、
ちょっと懐かしい(?)名前やネタが登場します。

今回はこういったネタ的なものもどんどん入れていければいいなと思っています。
「わかる人ならわかる」を通り越して「細かすぎて伝わらない」ネタも多々ありそうですが、
こういうものを作っている時がものすごく楽しいです。
制作が楽しくなるとモチベーションも上がってくるので、制作スピードアップにも
一役買っているのがこの「ネタの考案&バラマキ」だったりします。

これまでの作品との時間軸を考えた場合、本作品は
「カレンダーパーティー〜4season〜」の5年前、という設定になります。
したがってカレパ4で16歳だったキャラクターたちは11歳、小学5年生としての登場です。

ほんのチョイ登場ではありますが、小学校生活が少しだけのぞけるかもしれません。

『DIV』トップページへ

inserted by FC2 system