２D格闘ツクール２nd「完成への道」

ステップ１３
「コマンド入力分岐」を使ってみよう！

担当；ディセ、シワス

シワス	「コマンド入力分岐」ってステップ７でやったキャンセルに似ているようなイメージがあるけど…
ディセ	たしかにそうだな。でも「コマンド入力分岐」を使わないと出来ないこともある。前に紹介したキャンセル条件とあわせて、ぜひともマスターしてほしいもんだな。

ディセ	まずはコマンド受付時間の設定。もちろん長いほうが技が出やすい。入力さえ完成していればヒット・ガード問わず技が出るぞ。オススメは上の図のように「ひとつ前の画像のWAIT時間にそろえるか、それより若干長くする」設定だな。逆にすごく小さく設定して「ジャストで入力しないと発動しない技」なんてのを作ることも可能だぞ。
シワス	どんなに早く入力しても、技に派生するのは「コマンド入力分岐」のスクリプトを過ぎてから。派生のタイミングがいつも一定になるからバランス調整しやすいのも魅力だよね。
ディセ	複数の派生を作りたい場合はこんな風に「コマンド入力分岐」を連ねればいい」。サツキの憲法記念日やプリルのゴールデンウィークにはこの方法が使われているぞ。

シワス	それと「C」のキャンセルでは、やられ状態のキャンセルを受け付けてくれないんだけれど、コマンド入力分岐は受け付けてくれるのも大きいね。カレンダーレイブのダメージキャンセルにはコマンド入力分岐が使われているよ。

ディセ	コマンド入力分岐のすごさはこれだけじゃない。飛び道具に設定して「ボタンを押すと爆発する爆弾」なんてのも簡単に作れるぞ。

シワス	コマンド入力分岐が起爆装置みたいな役割だね。さらに本来なら技が出せない開始時にもキャンセルできちゃう。しかもコマンドに技登録してない操作方法でも全然問題ないもんだから、ストーリー選択や、モード・グルーブ選択にも使えるの。がんばれば隠しコマンドだって設定出来ちゃうよ。

シワス	カレンダーレイブのチップ選択もコマンド入力分岐を使っていたな。「コマンド入力分岐」には本当に様々な使い道がある。これが使いこなせるようになれば、格闘ツクールレベルも中級に達したといえるんじゃないか？

※注意！
「C」のキャンセル条件と「コマンド入力分岐」の条件を同時に未満たした場合は
「C」の方が優先されます。（１００％ではないですがほぼ「C」優先）

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