格闘ツクールキャラができるまで

第5回・攻撃編(後編)
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←今回1枚目は通常ショット攻撃。 
ほとんど剣を銃に持ち替えただけで別技が作成可能。
もちろん発射された弾に関しては
別に用意しなければなりませんが。

応用でパンチを繰り出す絵の手先を
ちょっと変えるだけで
波動を打ち出す絵を作ることも可能です。
今回2枚目はチャージショット攻撃。
チャージショットは撃っているモーションが長いため、
1枚だけだと静止してしまっているように
見えてしまいます。
そこで「髪とスカートをなびかせる」手法を使って解決。
スカートと髪以外は全くいじらずに3枚にしています。

ちなみに空中チャージショットも最初は通常ジャンプの絵の
上半身を付け替えただけでした。
しかしながらチャージショット中は空中で静止するので、
その時通常ジャンプ時の足のままだと
違和感があるように見えました。そこで
のけぞり絵の足を流用して
「思いっきり踏ん張って撃っている」
ように見せられたらいいなと考えました。
←今回3枚目は特殊入力技。 
特殊入力で出る下突きとスライディング。
これも全て今までの絵の使いまわしで
作れてしまうのです。せっかくなので
地面に突き刺さったモーションまで作りました。
技に関してのポイントは前回話した通りなので、今回は別のポイントとして色数についてのポイントを。
『色数はあまりたくさん使いすぎない』

格闘ツクールでは基本のカラーのほか、2P〜8Pカラーとして別の色のキャラにすることができます。
この時、元の取り込んだ絵に使った色があまりに多すぎると2Pカラー以降の色替えのときに
大変な労力となりますので、不自然に少なくすることはありませんがあまり多すぎないように色数を調整するといいでしょう。
ちなみに自分の場合は1キャラ30色前後だったかなという記憶があります。

ちなみに色関係の応用として、顔の肌の色と足の肌の色をわずかに変えておくことで、2Pカラー以降で
ズボンを履いているように見せたり、長めの靴下を履いているように見せることも可能です。
全6回を予定している「キャラができるまで」。次回で最終回になります。

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